ヨコハマ創造都市センター(横浜市中区本町6)で1月27日より、ACY講座「アートで生計を立てるぞ!」が開催される。
ACY講座は、創作活動に励むアーティストを対象とした実践的講座。今回の講座では、ギャラリスト、キュレーター、コレクターの3者が、それぞれの立場から、求められている作品、アーティスト像について語り、創作活動で生計を立てるためのヒントを伝授する。主催はアーツコミッション・ヨコハマ(ACY)公益財団法人横浜市芸術文化振興財団。
3回連続講座で、日程は1月27日・2月24日・3月17日。ギャラリストの小山登美夫さん(1月27日)、横浜美術館主席学芸員でキュレーターの天野太郎さん(2月24日)、現役サラリーマンの現代アートコレクター宮津大輔さん・小山登美夫さん(3月17日)が講師を務める。参加料は各回500円(受講は1回から可能)。
ヨコハマ創造都市センターの松尾洋介さんは「今回のテーマは『いかにしてアートで食べていくか』。アートで生きていきたい人たちには、才能を浪費しないために、アートビジネスについて適切な知識を持っていてほしいと思い企画した。第1回目に登場する小山登美夫さんは、村上隆や奈良美智をはじめ、国内外の現代作家を紹介しているギャラリストです。実践的な講座とはいえ、アート作品の生まれ方、アートビジネスやマーケットの仕組みなど、美術ファンにとってもおもしろい内容だと思います」と話す。
会場はヨコハマ創造都市センター(YCC)3階スペース。開催時間は、1月27日・2月24日=18時~20時、3月17日=14時~16時。問い合わせはアーツコミッション・ヨコハマ (TEL 045-227-7322)まで。