パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい1)で2月2日、「かながわビジネスオーディション2012」が開催される。
同オーディションでは、創業や新たな事業分野への進出にチャレンジしている人たちがそれぞれのビジネスプランのプレゼンテーションを行う。イベントは、 新規創業の促進、県内産業の活性化、ビジネスパートナーやスポンサーとの出会いの場となることを目的に1996年にスタートし、今回で16回目となる。神奈川県下最大の工業技術見本市「テクニカルショウ ヨコハマ2012」(2月1~3日)の一環として開催される。
当日は、4つの会場で35組が発表。優秀者には来場者の投票による「来場者賞」や、「県知事賞」(副賞100万円)、「奨励賞」(副賞30万円)などが授与される。会場には、発表者との交流スペースを設け、発表者や来場者が提案するビジネス概要などを展示、その場で商談ができる。
成果を発表する参加者は、「スマートフォン、タブレットPC向けデータ消去装置の開発」プランを提案するリ・バースの生田篤識さん、「日中は、着てはいけないウエア!疲労回復を目的とした『リカバリーウエア』の開発」プランを提案するベネクスの中村太一さん、「高所壁面走行作業ロボット」をプレゼンする小川優機製作所の小川安一さん、「大学の障がい者雇用促進プロジェクト」を提案するHIMプロジェクトのさとうよしたかさん、「血液の清浄システムを応用し、潤滑油の半永久的な使用を可能とするプラン」を提案する住本科学研究所の澁谷勇さんなど。
かながわビジネスオーディション実行委員会事務局担当者は「3回の審査により、140件の応募から選ばれた35件のビジネスプランが発表されます。さまざまな分野の出会いの場でもあります。ぜひ皆様お越しください」と話す。
会場はパシフィコ横浜 会議センター。開催時間は12時~18時30分(受付開始は11時30分)。参加費無料。