赤レンガ倉庫イベント広場(横浜市中区新港1)で2月9日より4日間、「高知野菜フェア in 赤レンガ倉庫」が開催される。
同フェアは、高知県で行われている環境保全型農業と高知県産園芸品の普及を目的とした企画。主催は園芸こうち販売促進事業実行委員会(高知県、高知県園芸連、JAグループ高知)。
イベントでは、広場に本物のビニールハウスを設置し、土佐鷹なす、米なす、ピーマン、ししとう、トマトの株を展示。ビニールハウス内に高知県の農家で収穫している旬の野菜の畑を再現し、高知県の環境保全型農業の取り組みを紹介する。
会期中は、農家や農業の専門家が環境保全型農業に関する解説を行うほか、害虫を食べる天敵昆虫の観察やクイズを実施。「野菜を守る、天敵昆虫を探せ!クイズ 」では、ナミテントウ、ヒメカメノコテントウ、クロヒョウタン、タバコカスミカメなどの天敵をビニールハウス内に放ち、天敵を発見できた参加者に高知県産の野菜などをプレゼントする。
会場では、高知野菜や果物「土佐文旦」の即売会を行い、各日先着200人に「しょうがドリンク」の試飲サービス、ナスやピーマンの地元料理の試食サービス(11日・12日)も。
赤レンガ倉庫2号館1階レストラン「Cafe Madu 横浜店」では、9日から15日まで、高知野菜のベジタブルメニューを提供する。メニューは、高知野菜をたっぷり使ったラタトゥイユ(800円)、米なすのピッツァ(1,680円)、フルーツトマトのスイーツピッツア(1,680円)、野菜たっぷり ペペロンチーノ(1,260円)、メロンを添えたワッフル(1,300円)。
高知野菜フェア事務局は「全国有数の園芸産地、高知県。人と地球にやさしい高知のエコな野菜づくりをビニールハウス内に再現し、高知のエコな農業でつくられたおいしい野菜に触れて、学べます。夜は、黄色い光を苦手とする蛾の習性を利用した環境保全型農法の一つ『黄色防蛾灯』の技術を再現し、ビニールハウスが黄色く光る予定です」と話す。
開催時間は10時30分~16時30分。雨天決行。入場無料。2月12日まで。