オリエンテーリング情報サイト「森を走ろう！」は2月25日と3月4日、横浜市中村地区センター（横浜市南区中村町4）で地図を使ったゲーム「第6回横浜シティロゲイン」を開催する。

　ロゲインは、ロゲイニングとも呼ばれ、地図やコンパスを使い、制限時間内に多数設置されたチェックポイントをできるだけ多くまわり、得られた点数を競う野外スポーツ。オリエンテーリングと似ており、多数設置されているチェックポイントを「自然の中で風や光を感じながら自分でどこへ行くかを決めて」巡る。 1976年にオーストラリアで発祥したスポーツで、日本では2002年に長野県の菅平高原で行われたのが始まりとされている。

　横浜では6回目の開催で、参加者は3時間クラス、または5時間クラスを選択。中村地区センターをスタート地点とし、港南区や戸塚区などの地域を範囲としている。スタート時に渡される国土地理院の縮尺2万5千分の1の地図やコンパス（希望者に保証金2,000円で貸出）を使い、数カ所のチェックポイントをまわる。

　また、同イベントでは東日本大震災チャリティーとして1口300円の寄付を募集。集まった募金は災害支援連携組織「Civic Force」（東京都新宿区）に寄付される。

　「森を走ろう！」主宰の清水潔さんは「走る人もウォーキングしている人も、決まりきったコースになっていないでしょうか。地図を使って、もっと街全体を楽しんでしまおうというのが横浜シティロゲインです。はじめての方、親子連れや友人のグループ、退屈しないで長い距離を走りたい人など、人それぞれの楽しみ方ができるようにチェックポイントを設定しています」と話す。

　スタート＝9時30分（5時間クラス）、10時・10時30分・11時（3時間クラス）、ゴール制限＝14時30分（受付は9時15分）。事前申込は2月23日まで。参加費＝600円（小学生無料、当日支払い900円）、地図費＝600円。詳細や問い合わせは「森を走ろう！」ホームページで。

　主催の「森を走ろう！」はオリエンテーリング・ロゲイニング情報サイト。16年前より、地図とコンパスのスポーツであるオリエンテーリングのイベントの開催予定、ニュース、楽しみ方などの情報を発信している。