世界最大級のドキュメンタリーチャンネル「ディスカバリーチャンネル」はBankART Studio NYK(横浜市中区海岸通3)で3月24日、「Curiosity 好奇心の発見 ~ドキュメンタリーワークショップ」を開催する。
同ワークショップは、中学生と高校生を対象に、考える力、表現する力など学校教育とは違ったアプローチで知的成長を促すことを目的としている。世界的ドキュメンタリーのプロフェッショナルが、インターネットを通じて自由に映像がアップロードできるようになった現在だからこそ注意すべき点など、単なるテクニックにとどまらず、ドキュメンタリー業界の今を直伝する。参加者はワークショップ後、学んだことを作文などでレポートを提出する。ディスカバリーチャンネルの日本初の試み。
当日は、アジアテレビジョンアワードなど数々の賞を受賞している、ディスカバリーチャンネル番組プロデューサーのビクラム・シャナさんによるシンガポールからの中継セッションや、東京造形大学学長で映画監督の諏訪敦彦さんらを講師に迎えたセミナーなど、一方的な講義形式ではなく、中高生が実際に映像やコミュニケーションを通して「好奇心を発見、表現する」ことを体感できるプログラムを実施する。
ディスカバリー・ジャパン代表取締役社長 ジェイムス・ギボンスさんは「日本の若者にドキュメンタリー映像について学ぶ機会を提供できることを大変嬉しく思っています。ドキュメンタリーとは、私たちがすむ世界を知り、人間の発見の歴史を記録するツールです。少しでも多くの若者にドキュメンタリーの素晴らしさに触れてもらい、彼らの未来の手助けになれば」と話す。
開催時間は13時~18時。参加費無料。応募条件は、中学生1年生から高校生3年生の男女(2012年4月の新中学生含む)。定員50人。応募締切は2月29日。詳細はディスカバリーチャンネルホームページで。
ディスカバリーチャンネルは、200以上の国・地域で配信されている世界最大級のドキュメンタリーチャンネル。科学的な視点で作られた多彩なドキュメンタリー番組を24時間放送しており、日本では1997 年より放送を開始し、現在は全国のケーブルテレビ局、スカパー!、スカパー!HD、スカパー!e2、IPTV 放送などで視聴できる。
「Curiosity」は、日本語で「好奇心」という意味。ディスカバリーチャンネル史上最大の世界共通プロジェクトで、昨年夏にアメリカを皮切りに、秋に日本でも始動。日本ではさまざまな疑問に応える番組「Curiosity 好奇心 の扉」を毎週火曜22時から放送している。