インターネット販売業のバンダースナッチ(横浜市中区尾上町5)は2月20日、男性向けのベビー&キッズアパレルブランド「Gangsta.jp(ギャングスタ)」を立ち上げ、インターネット通販を開始した。
同ブランドは、子供服に興味のなかった男性という新しい購買層の開拓を目指し、アメリカンカジュアルや、サーフィンやモトクロス、BMX などのエクストリームスポーツ系などのメンズファッション的な要素を取り入れた子供服をラインアップする。対象年齢は新生児から4歳程度まで。
10ozカツラギという厚手の生地を使った「メカニックカバーオール」(6,800円)、サーフィンやモトクロスなどのエクストリームスポーツ系ブランドのようなグラフィックを取り入れた「シアーハートアタック&カモロンパース」(2,400円)、お尻のドクロプリントが目を引く「ルーズモンキー&ドクロ」(3,400円)など、「エクストリーム」をキーワードとしたオリジナルデザインの商品を取りそろえる。出産祝い向けの半袖ロンパース、長袖ロンパース、モンキーパンツのベビーセット(8,400円)も。
ベビー用肌着には、乳幼児がアレルギーや肌荒れをおこさないよう、ホルマリン検査に合格した安全で肌触りの良い生地を使用し、信頼のおける工場に縫製を依頼している。購入した商品は、オリジナルデザインのギフトボックスで発送する。
ブランドを新設したバンダースナッチ代表の藤井裕二さんは「育児を積極的に率先して行い、楽しむ男性が『イクメン』と呼ばれるようになり、イクメン向け商品も販売されてきていますが、多くの男性はパステルカラー単色が多数をしめるベビー服を見ても面白みを感じません。育児に関心がうすかった男性が自分のセンスにあった子供服を選ぶことをきっかけに、育児に関心を持ってくれるようになることが、マーケットの拡大にもつながっていくと考えます」と話す。
今後は、Twitter(ツイッター)やFacebook(フェースブック)などのソーシャルメディアを利用してインターネット発のブランドとして発展を目指していくとのこと。