ホテルニューグランド(横浜市中区山下町10)で3月26日、開業85周年を記念したサウンド・オブ・サイエンス「米村でんじろう先生の音楽大実験」が開催される。
ホテルニューグランドは、関東大震災の4年後の1927年に開業。第2次大戦の戦災を免れた本館は、横浜市の歴史的建造物や国の近代化産業遺産として認定されている。今回は開業85周年を記念し、子ども向けイベントを初めて企画した。
当日は、サイエンスプロデューサーとして全国各地で実験教室などを行っている米村でんじろうさんがサイエンスクルーとともに登場し、「音楽と科学のふしぎ」をテーマに親子で楽しめるサイエンスショーを展開する。会場はタワー3階「ペリー来航の間」。
実験ショーは、宇宙を旅するビートの化身「ホップ」が、リズム・ハーモニー・メロディーの世界を冒険するという設定で、ストリートダンスやCGアニメーション、管楽器によるライブ演奏が盛り込まれている。
本館2階「レインボーボールルーム」では、着席スタイルのビュッフェを提供。同ホテル発祥のシュリンプドリア、スパゲティナポリタン、プリンをはじめ、ミートボール、スモークサーモン、サンドイッチ、スープ、フルーツなどが用意される。
イベントは昼の部、夜の部の2回。受付はタワー2階「ランデブーラウンジ」。「実験ショーの観覧のみ」、もしくは「実験ショーと食事付き」から選べる。料金は観覧のみ=大人4,000円・子ども(中学生まで)3,500円、観覧+食事=大人8,000円・子ども6,000円。
ホテルニューグランド マーケティング部の柳原健二郎さんは「開業85周年という節目に実現した、今までにない新しいエデュケーション・エンターテインメントです。CGアニメーションにサイエンスとライブミュージックが融合する世界初のユニークなイベントで、音楽のしくみを楽しく体感することができます。春休みの思い出に利用いただけたら」と話す。
詳細・申し込みはホームページで。