横浜火種の会とNPO法人プロジェクトK(新しい霞ヶ関を創る若手の会)は3月20日、かながわ労働プラザ(横浜市中区寿町1)で、パネルディスカッション&意見交換会「『今こそ、真の地域活性化』~東日本大震災から1年~」を開催する。
イベントでは、「地域の活性化への国や地方自治体の新しい関わり方はどうあるべきか?」をテーマとし、民間企業、NPO、行政のそれぞれの視点から、日本の状況・被災地の復興への対応から見えた国や自治体の持つ問題、自治体や国の地域へのかかわり方における課題や、民間・NPO・行政が相互に補完することのできる地域ネットワークづくりなどについてディスカッションする。
パネリストは、 深田裕康さん(ローソン 社会共生ステーション シニアマネジャー)、杉浦裕樹さん(NPO横浜コミュニティデザイン・ラボ代表理事)、朝比奈一郎さん(青山社中筆頭代表)、大田昌博さん(山梨県道志村村長)、露木順一さん(前開成町長、元地方分権改革推進委員)、竹谷理志さん(環境省国際地球温暖化対策室室長補佐、プロジェクトK代表)。コーディネーターは信時正人さん(横浜市温暖化対策統括本部長)が務める。
パネルディスカッションの後に、参加者も交えたグループディスカッションを行い、真の地域の活性化を実現するために、行政、企業、NPOなどがどうあるべきなのか、議論を深める。
開催時間は13時30分~17時(13時10分開場)。会場はかながわ労働プラザ3階多目的ホールB。参加費は1,500円。終了後には懇親会も予定されている。
NPO法人プロジェクトKは、若手の国家公務員が中心になり設立した非営利団体で、「国民全体のための公務員」として、質の高い政策立案を行えるような中央省庁をつくることを目的に、これまでに「架け橋プロジェクト」として13回の議論の場を設けてきたほか、「出版プロジェクト」として「霞ヶ関構造改革・プロジェクトK」(東洋経済新報社、2005/11)「霞ヶ関維新――官僚が変わる・日本が変わる」(英治出版、2009/9/1)の出版などを行っている。
横浜火種の会は、米沢藩第9代藩主 上杉鷹山の藩政改革に学ぶ有志の会として、2005年に横浜市役所の職員らが中心になり結成された任意団体。