ポルトガル船籍の外国客船「アテナ(Athena)」が3月23日、横浜港大さん橋国際客船ターミナル(横浜市中区海岸通1)に初入港する。
「アテナ」は、1948年に初就航したクラシカルな客船で、総トン数は16,144トン、全長160.08メートル、全幅21.04メートル、乗客定員は580人。JAPANESE ADVENTUREクルーズの一環で、那覇から横浜港に23日の朝8時に着岸し、同日21時に清水に向けて出航する。
京浜フェリーボート(中区海岸通1)は、「アテナ」初寄港を記念し、同客船の入港シーンを楽しむ「お出迎え観覧クルーズ」(約2時間)、「観覧クルーズ」(約45分)を運行。入港時には歓迎イベントとして、大さん橋屋上で「岡津太鼓」による和太鼓演奏が行われる。
横浜市港湾局賑わい振興課は「アテナの入港時には地元横浜の岡津太鼓の演奏と消防放水艇でお出迎えするほか、大さん橋ロビーで13時より、日本の伝統的な楽器『篠笛』のミニコンサートを行います。一般の方も自由に観覧いただけますので、ぜひ大さん橋にお越しください」と話す。
横浜市内では「みなと春MARCHキャンペーン2012」と題して、大さん橋や横浜港シンボルタワー、帆船日本丸 横浜みなと博物館など横浜港周辺施設で期間限定キャンペーンを3月31日まで実施している。キャンペーンでは、スマートフォン用アプリケーション「横浜みなとめぐりまっぷ」の無料配布も行っている。