男女共同参画センター横浜南「フォーラム南太田」(横浜市南区南太田1)内の喫茶スペース「めぐカフェ」が、さくらが見えるテラス席を期間限定でオープンしている。
「めぐカフェ」は2010年11月1日に、働くことに困難を抱える女性が就労に戻るための訓練の場としてオープン。これまでに30人がカフェの店員として働いてきた。地場野菜を使った無添加スープが売りで、看板メニューは、神奈川産の野菜をたっぷり使った野菜スープランチ(500円~)。味付けは塩のみのシンプルなもので、季節によって食材が変わる。
イベント開催にあたり、大岡川沿いの桜の見晴らしが良いテラスに席を構え、のぼりをつくるなど、カフェスタッフとともに、フォーラム南太田の職員も準備に関わってきた。「皆でイベントをつくりだしているということがうれしいし、楽しい。いつもより忙しいけれど、協力して乗り切れた時は達成感があります」と同カフェのスタッフ。
期間中は、さくらにちなんだ限定メニューとして、さくらマフィン(200円)、さくらハーブティー(250円)などを提供するほか、手づくり市も開催。8日には神奈川県産野菜を販売する野菜市が行われる。
同カフェのコーディネートを担当する丸橋克美さんは「ぜひこの機会に、おいしい野菜を使った地産地消メニューを食べに来てほしい。桜を使ったお菓子も用意しています。通常平日のみの営業ですが、期間中は週末もオープン。あたたかくなってきたので、桜は7分咲きくらい。週末には見頃になりそうですよ」と話す。
さくらテラスの開催は、4月8日までで、営業時間は11時から16時(通常営業は月曜・火曜・水曜の11時30分から16時)。