横浜市内で環境問題やまちづくりに関わる市民やNPOなどによる「横浜カーフリーデー2005実行委員会」(委員長 大内えりか)は14日、中田宏横浜市長に対し、9月に予定している「横浜カーフリーデー2005」のイベントへの協力を要請した。カーフリーデーとは、フランスで始まった交通社会実験で、クルマと共存する快適な暮らしを考え、都市交通問題等の改善のきっかけをつくるため、中心市街地でマイカーの利用を制限する日のこと。1998年以来、毎年9月22日に世界同時実施されている。大内委員長は「EUや日本各地から、市民主導の横浜カーフリーデーは『横浜方式』と呼ばれて注目されている。今年は小さいことからでも横浜市にも参加してほしい。」と伝え、市の実行委員会への参加と施策への反映を要請した。中田市長は「車を悪者ととらえないこの活動には共感する。市としても関係部署と調整をして協力したい。」と答えた。 横浜カーフリーデー