バハマ船籍の洋上大学船「エクスプローラー(Explorer)」が4月13日、横浜港大さん橋国際客船ターミナル(横浜市中区海岸通1)に寄港する。
「エクスプローラー」(旧船名:ユニバース・エクスプローラー)は2001年4月に竣工(しゅんこう)したInstitute for Shipboard Education Semester at Sea (アメリカ)が運航する専用旅客船。総トン数は24,318トン、全長180.40メートル、全幅25.52メートル、乗客定員は920人。
エクスプローラーは、バージニア大学(アメリカ)を事務局に洋上大学として運航している客船で、約3カ月間の世界一周クルーズを年2回実施。アメリカの大学生が乗船し、船内では歴史や文化をはじめ、グローバルな視点によるさまざまな講義が行われている。世界各地(ブラジル、南アフリカ、インド、シンガポール、ベトナム、中国、日本、ハワイなど)を巡り、停泊中には各国を実体験するスケジュールが組まれている。
横浜港には2007年9月に初入港して以来、毎年春と秋に寄港。今回は、13日7時に神戸から横浜港に着岸し、14日20時にホノルルに向けて出航する予定。
横浜市港湾局賑わい振興課の大徳昭子さんは「航海する大学『エクスプローラー』が今年も横浜港に寄港します。14日の出航前に、お天気が良ければ大さん橋屋上でアメリカの若い大学生たちをジャズの生演奏でお見送りする予定です。お花見がてら、みなと周辺を散策いただけたら」と話している。