横浜赤レンガ倉庫(横浜市中区新港1)で4月28日より、横浜の伝統工芸「横浜スカーフ」を紹介する「横浜ファッションウィーク2012」が開催される。
横浜スカーフは、高度な手捺染(なっせん)、縫製の技術で作られている横浜生まれのシルク製品ブランド。上質なシルクで、鮮やかなプリントや柔らかい手触りを特徴としている。
同イベントは、横浜市内のファッション産業の振興、生活文化産業の発展が目的。期間中は、横浜スカーフの展示・販売をはじめ、日本スカーフ協会認定講師によるスカーフアレンジ教室、染色専門家の指導のもと無地のシルクスカーフ生地を染色する「染色体験」、本物のシルクに触れる「組紐(くみひも)体験」を開催する。
会場では、横浜の地場産業として地域を支えてきた伝統ある横浜スカーフの多彩なアレンジを紹介するほか、横浜ファッションデザイン専門学校の生徒によるシルクスカーフを使用した作品の展示発表会を行う。4月29日には、「スカーフ親善大使任命式」とスカーフ親善大使によるスカーフアレンジメントショーも。
横浜ファッションウィーク実行委員会事務局の小原美由紀さんは「横浜スカーフの販売コーナーでは、地元のスカーフメーカーならではの確約のお値段で販売を行います。母の日のプレゼントにもご利用いただけたら」と話す。
会場は赤レンガ倉庫1号館1階フロア。開催時間は10時~18時。入場無料。5月6日まで。