財団法人横浜産業振興公社(略称:IDEC)は3月31日、平成16年度の起業家動向調査を実施し、成功する起業家に共通するポイントについてまとめたことを発表した。同調査は同公社主催の起業家支援セミナー受講生、及び創業ベンチャー促進資金利用者のなかで起業している64人を対象にアンケート調査を実施、また19の企業を訪問してヒアリング調査を実施し、得られた結果をまとめたもの。分析により抽出された「成功した起業家の共通項」は、(1) 起業によって自己実現や裁量の発揮、社会貢献をしたいという強い意志がある。また、考え方が前向き(楽天的)であること (2)精通した業種や業界の中で、人的ネットワークを活用していること (3)時間をかけて緻密な事業計画をたてた方の成功率は高く、当初の事業計画を定期的に見直して、現在の経営活動に役立てていること の3点。調査結果の詳細は、横浜メディア・ビジネスセンター7階の同公社資料コーナー、及び同公社の広報誌『 IDEC NOW No.11』(各区役所、市庁舎1階市民情報センター、経済局経営金融課、横浜市工業技術支援センター、JETRO横浜等で配布)にて公表している。横浜市経済局 記者発表資料 成功する起業家に共通するポイントが明らかに