横浜シティガイド協会(横浜市中区花咲町1)は6月、ガイドつきウォーキングツアー「ブラボー!フランス」を開催する。
6月の横浜フランス月間にちなんだ特別ツアーで、同協会のガイドとともに横浜に残るフランス文化ゆかりの地を巡る。
コースは、フランス公使館跡や大佛次郎生誕地、太田陣屋跡などをまわる「明治の横浜、フランス語を学ぶ人々」(6月9日)、山手西洋館の展示「花と器のハーモニー」もたのしめる「こんなに親しい山手とフランス」(10日)、「開港場・関内のフランス色」(16日)。7月1日には、横浜日仏学院共催のもと、フランス人写真家のダビット・ミショーさんとフランスゆかりの地を歩きながら写真を撮るワークショップ、ヨコハマ・サファリ「フランスの足跡」を開催する。
所要時間は各コース約2時間30分程度。スタート時間はコースによる。参加費は各コース500円(保険料含む、7月1日のみ3,200円)。雨天実施。申し込み・詳細はホームページで。
横浜シティガイド協会は「開港以来日本の発展に寄与したフランスが幕末の横浜に残した足跡を、野毛、関内、山手地域でたどります。7月1日のワークショップでは、楽しく写真技術の習得と開港以来の歴史も併せて学びます」と話す。
横浜シティガイド協会は、市内を中心とした地域のまち歩きをガイドするNPO法人で、1992年に生涯学習のグループとして発足。市民の視点から眺めた横浜の変容をとらえ、歴史的な要素や新しい情報を交えながら、年間300回ほどのガイドを実施している。現在の会員は1期生から10期生まで100人以上。小学生から大人まで年間1万人以上をガイドしている。
同協会は今年1月に横浜マリンタワーに拠点を移し、主催するガイドツアーや観光の案内所として「横浜シティガイドデスク」を同タワー2階にオープンした。案内時間は10時~16時。休業日は土曜・日曜・祝日。問い合わせは横浜シティガイド協会(TEL 045-228-7678)まで。