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シネマ・ジャック&ベティで「横浜フランスアニメーション映画祭」

作品「パリ猫の生き方」より

作品「パリ猫の生き方」より

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 シネマ・ジャック&ベティ(横浜市中区若葉町3)で6月16日から、「横浜フランスアニメーション映画祭2012」が開催される。

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 同映画祭は、横浜市内で行われているフランス文化の祭典「横浜フランス月間」に合わせ、2008年にスタート。今年で5回目を迎え、会期中はフランスの多彩なアニメーションを紹介し、アニメを通した日仏の文化交流を図る。

 フランス人アーティスト、エミール・コールの特選プログラム、横浜の姉妹都市であるフランス・リヨン市の名門アニメスタジオ「Folimage」の最新作「パリ猫の生き方」(35ミリフィルム)、フランスのアニメーション作家クリストフ・ゴートリーが選んだ短編アニメーションプログラム、東京藝術大学大学院映像研究科学生プログラムなど、全7プログラムを上映。

 16日は、アニメーション作家の山村浩二監督、東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻の伊藤有壱教授をゲストに迎えたトークイベントと上映会を実施する。そのほか、関連イベントとして、アニメーションづくりを体験できるこどものためのワークショップ「象の鼻ミュージックビデオをつくろう!」(17日、象の鼻テラス)も。

 シネマ・ジャック&ベティの梶原俊幸支配人は「今年もフランスのアニメーションをまとめてお楽しみいただけるように、アニメーションの創始者エミール・コールの短編集、2012年アカデミー賞・長編アニメ映画賞にノミネートされた『パリ猫の生き方』、子どもも楽しめる寓話『U』など幅広い作品をラインナップ。16日はフランスと日本のアニメーションについての対談を行い、山村浩二監督の最新作『マイブリッジの糸』を特別上映します」と話す。

 チケットは一般1,300円、学生・シニア1,000円、3回券3,000円。6月22日まで。

 横浜フランス月間は、2005年より毎年開催されている日本で唯一のフランス文化の祭典。会期中は、市内の美術館や劇場、アートスペース、レストランや企業などが協働で、フランスをテーマにした映画や音楽、ダンス、演劇、グルメなど多彩なイベントを実施する。開催期間は6月2日から7月15日。

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