ソーシャルメディアを利用し、誰でも自由に受講できる講座を実施してインターネットで放送する「ツブヤ大学」は6月29日、春風社(横浜市西区紅葉ヶ丘53)で「BooK学科 ヨコハマ講座~よこはま 本への旅~」を開催する。
「BooK学科 ヨコハマ講座」は、昨年10月に開始。本にまつわるゲストを招いて話を聞き、その様子をインターネットで中継する。「9限目」となる今回のテーマは「紙にできること」。王子製紙新事業・新製品開発センターマネージャーの鈴木貴さんを迎え、横浜の出版社「春風社」代表の三浦衛さんがインタビュアーとして対談する。
鈴木さんは、工場経験で得た紙の知識を活かして数百人のデザイナーを訪問。その交流の重要性を強く感じ、2006年11月に各種紙サンプルの展示や企画展を行う「王子ペーパーライブラリー」を設立した。
三浦さんは「ゲストの鈴木さんいわく『紙を考えることはその母体である林業を、森林資源を考えること』。紙の歴史、紙のおもしろさ、紙の未来についてなど、日々紙に携わっている『紙のスペシャリスト』からお話を伺います」と話す。
講座は20時~21時。参加費は1,000円。定員50人。講座の模様はUstream(ユーストリーム)でインターネット中継する。申し込みはツブヤ大学ホームページ、または電話(春風社:TEL 045-261-3168)で受け付ける。また、当日は先着40人に、王子製紙オリジナルの見本帖をプレゼントする。
ツブヤ大学は、横浜市中区に拠点を置くNPO法人ツブヤ・ユニバーシティーによる運営。