横浜みなとみらいホール(横浜市西区みなとみらい2)で7月2日、ボルドー音楽祭 「Musiques Festiv' in 横浜 2012 ドビュッシー・イヤー」が開催される。
ボルドー音楽祭は、ワインの都としても知られるフランスの都市・ボルドーで2002年から行われているクラシックの祭典。横浜では、6月に開幕したフランス文化の祭典「横浜フランス月間2012」(主催:横浜日仏学院)の一環として開催する。
今年は、生誕150周年を迎えるフランスの作曲家、クロード・ドビュッシー記念プログラムを企画。「月の光」「亜麻色の髪の乙女」「ヴァイオリンソナタ」など、ドビュッシーの主要な室内楽作品を演奏する。出演者は、パトリック・ジグマノフスキーさん 、ロラン・ドガレイユさん 、大谷祥子さん。
横浜日仏学院の大藤理恵さんは「明るさを長調で、哀しみを短調で表現してきたクラシック音楽の伝統に対し、同じ音階で両者を表現してきた東洋のモード。西洋と東洋の真の融合を可能にした音楽の詩人、ドビュッシーの現代の後継者とも言うべき優れた音楽家が演奏します」と話す。
会場は横浜みなとみらいホール 小ホール。19時開演。チケットは一般4,000円。問い合わせはギャラクシーアートジャパン (TEL 045-421-1001)まで。また、同様のプログラムが、トレッサ横浜(港北区師岡町)で6月30日16時から開催される。