ヨコハマ経済新聞の上半期PV1(ページビュー)ランキング1位と2位は、153回目の横浜開港記念日に開催された「第31回 横浜開港祭」の記事だった。
横浜開港祭は、1859年の横浜開港を祝う市民参画型の祭典。今年は2日間で約70万人を動員した。恒例のレーザーと音楽・水と花火のショー「ビームスペクタクル in ハーバー」のほか、初開催の「韓流 vs 横浜開港祭グルメバトル」などが加わり、一段と注目度が高まったようだ。
ランキングは、今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り。(カッコ内は掲載日)
1. 開港記念日に「横浜開港祭」-三千発の花火、グルメバトルなど(5/31)
2. 初夏の風物詩「横浜開港祭」-3,000発の花火を打ち上げ(5/24)
3. 馬車道にスペイン発のキャンディー専門店「パパブブレ」-国内3号店(1/30)
4. 商業施設「カトレヤプラザ伊勢佐木」の入居テナント決定(1/1)
5. 横浜ベイシェラトンが「ストロベリーフェア」-いちごの食べ放題も(1/6)
6. 赤レンガでビールの祭典「オクトーバーフェスト」-GWに初開催(4/18)
7. 山下公園前にハワイ発レストラン「エッグスンシングス」-人気のパンケーキも(6/2)
8. そごう横浜が「昼のビアガーデン」初開催-海の見える屋上で(4/26)
9. 野毛の老舗ジャズ喫茶「ちぐさ」が復活-元常連客らが運営(3/12)
10. みなとみらい21地区に新商業モール「MMテラス」-グルメ店などが集積(4/23)
3位には、スペイン発のアートキャンディー専門店「パパブブレ」の記事がランクイン。オープンキッチンで間近に見ることのできる、色鮮やかなキャンディ作りの様子を伝えるフォトニュースにも多くのアクセスが集まった。
また、GWに初開催したビールの祭典「オクトーバーフェスト」が6位、そごう横浜初の「昼のビアガーデン」が8位を占めるなど、ビールイベントの人気をあらわす結果となった。
イセザキモールの旧横浜松坂屋跡地に2月にオープンした「カトレヤプラザ伊勢佐木」、みなとみらい21地区に4月にオープンした「MMテラス」などの新しい商業施設の記事や、ハワイ発のパンケーキが話題の「エッグスンシングス」も開業前から大きな注目を集め、「食」への高い関心が伺える結果となった。
そのほか、ヨコハマ経済新聞のエリア特集で、アニヴェルセルの結婚式場建設計画を取り上げた「論議呼ぶ新港地区の結婚式場計画 横浜市の景観協議が初の『物別れ』に 試されるMM21地区の都市デザインの『作法』」と題した記事も多くのアクセスを集め、みなとみらい地区の景観問題への注目度の高さが伺えた。
横浜都心臨海部では、7月にダンスの祭典「Dance Dance Dance @ YOKOHAMA」が開幕するほか、世界的な鉄道模型の製作・収集家である原信太郎さんの鉄道模型コレクション約1000両を展示する「原鉄道模型博物館」のオープンを7月10日に控えており、今後も横浜ベイエリア発の最新ニュースに、より一層の注目が集まりそうだ。