相模鉄道と京浜急行電鉄は7月7日、旧東海道を巡る合同ウォーキングイベント「京急×相鉄 ぶらっとさんぽ」を開催する。
同イベントは、相鉄と京急の2つの沿線の魅力を発信し、集客・旅客誘致の促進を目的とした企画。ウォーキングでは、150年前に発生した「生麦事件ゆかりの地」(鶴見区)をはじめ、東海道五十三次の3番目の宿場「神奈川宿」、源頼朝の勧請によって造営されたと伝えられる「浅間神社」など、横浜市内の旧東海道をめぐる。
ルートは、横浜熊野神社(最寄駅:京急電鉄「鶴見市場駅」)をスタート後、鶴見区役所~生麦事件発生現場~生麦事件参考館~神奈川宿~浅間神社~洪福寺松原商店街~天王町商店街~橘樹神社(最寄駅:相模鉄道「天王町駅」)を終点とする。約12キロの行程で、歩行時間は約3時間40分。
当日は、鶴見区役所の1階ロビーに、鶴見区の「ワッくん」や神奈川区の「かめ太郎」、西区の「にしまろちゃん」、戸塚区の「ウナシー」など、旧東海道が通る各区のキャラクターが登場。ゴール地点の橘樹神社では、七夕にちなんで設置された笹飾りに短冊を飾り付けることができる。参加者には、各スポットの歴史豆知識が盛り込まれた地図が配布され、数量限定で両鉄道の車両が印刷された「オリジナル手ぬぐい」のプレゼントも。
相模鉄道営業部営業課の石井昌章さんは「地域の歴史を学びながら、楽しくウォーキングができるこの機会に、ぜひご参加ください。史跡名所だけではなく、洪福寺松原商店街、天王町商店街など沿線の商店街の魅力にもふれていただければ」と話す。
スタート受付=横浜熊野神社(9時~11時)、ゴール受付=橘樹神社(16時まで)。参加費無料(交通費などは各自負担)、事前申し込み不要。雨天決行、荒天中止。問い合わせは相鉄お客様センター(TEL 045-319-2111)、もしくは京急ご案内センター (TEL 03-5789-8686)まで。