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横浜美術館で映像アートの祭典「イメージフォーラム・フェスティバル」

日本招待部門の上映作品「AND AND」(水江未来)

日本招待部門の上映作品「AND AND」(水江未来)

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 横浜美術館(横浜市西区みなとみらい3)で7月14日から、映像アートの祭典「イメージフォーラム・フェスティバル2012」が開催される。

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 同イベントは、日本国内・海外から、実験映画、ビデオアート、インディペンデント映画、映像インスタレーションなど、創造的で新しい映像アートの新作、話題作を上映する映像の祭典。1987年の初開催以来、東京、京都、福岡、名古屋、横浜の5都市を巡回しながら開催している。映像紹介を通して、観客と作家、国際間における相互交流を図り、芸術的な映像文化の向上と地域の映像文化の活性化を目指す。

 今年は、一般公募部門「ジャパン・トゥモロウ」、日本招待部門「ニューフィルム・ジャパン」、海外招待部門「ニューフィルム・インターナショナル」の3部門で作品を上映。横浜会場では、日本および中国の最新アニメーションの特集プログラム、中国の現代美術家アイ・ウェイウェイの社会的ドキュメンタリー、一般公募部門の入選作など、3日間で9プログラムを紹介する。

 上映作品は、ニューフィルム・インターナショナル=「秩序を乱す」「オルドス100」(アイ・ウェイウェイ)、ニューフィルム・ジャパン=「グレートラビット」(和田淳)、「AND AND」(水江未来)、「モスライト」(スタン・ブラッケージ)など。

 イメージフォーラムの黒小恭介さんは「横浜特別プログラム『実験映画、フィルムの時代』では、実験映画の歴史的傑作を16ミリフィルムで上映するほか、映像研究者の西嶋憲生さんによるレクチャーで、『アートとしての映像表現』の歴史をひもといていきます」と話す。

 会場は横浜美術館 レクチャーホール。入場料は当日=1,000円(1回券)、特別観賞1回券(前売)=800円、4回券=2,500円、フリーパス券=4,500円。7月16日まで。

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