協同組合元町SS会（横浜市中区元町1）は7月14日から8月31日、元町ショッピングストリートでエコ啓発キャンペーン「スマートサマー元町2012」を開催する。

　同キャンペーンでは、「一人ひとりができるエコ」をテーマにした納涼イベントを行い、環境にやさしい夏の過ごし方を提案する。

　初日の14日は、スマートサマー・スタートアップパレードを行い、13時から打ち水を実施。期間中は、毎日13時から16時まで、各店舗でエアコン温度や照明の照度などを調整する節電に取り組み、加盟店舗が「打ち水用バケツ」を使って11時と17時の2回にわたり店先で打ち水をおこなう。

　7月21日には、コカ・コーラ協力のもと清涼飲料水「グラソー ビタミンウォーター」を12時30分から無料配布するほか、初の試みとして、元町厳島神社で東日本大震災復興支援「朝採り昼市」を開催し、岩手県直送の新鮮な野菜を販売する。

　8月は、横浜市水道局主催の打ち水イベント「UCHIMIZU 濱の陣2012」（4日・11日）を行い、元町エリアの3カ所で当日参加者を受け付ける。そのほか、第30回浅草サンバカーニバルで初優勝した横浜を拠点に活動するサンバチーム「エスコーラ・ヂ・サンバ・サウーヂ」が参加予定の「元町サンバカーニバル」（18日）を実施。期間中は、加盟店でのエコ・涼関連商品の購入で「涼・エコ抽選会」に参加することができる。

　協同組合元町SS会促進室室長の島峰剛さんは「打ち水イベントのほか、週末は地元チームによるヒップポップやジャズダンスなど、さまざまなダンスを披露するイベントも。打ち水で涼をとり、環境について振り返りながら、元町散策を楽しんでいただければ」と話す。