シネマ・ジャック&ベティ(横浜市中区若葉町3)で7月14日から、「ダンスドキュメンタリー映画特集」の上映が行われている。
期間中は、横浜市内各地で7月に開幕するダンスフェスティバル「Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2012」(7月20日~10月6日)の連携プログラムとして、新作のダンス関連ドキュメンタリー3本を紹介する。
上映作品は、バレエダンサー首藤康之さんのドキュメンタリー「今日と明日の間で」(2011年、日本)、スペイン映画界の巨匠とよばれるカルロス・サウラ監督が華麗なるフラメンコの世界を描いた「フラメンコ・フラメンコ」(2010年、スペイン)、舞踏家ピナ・バウシュさんの指導風景を収めた生前最後の公式映像「ピナ・バウシュ 夢の教室」(2010年、ドイツ)。
首藤さんは日本を代表するバレエダンサーの一人で、「Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2012」のオープニング公演となる東京バレエ団の野外バレエ「横浜ベイサイドバレエ」(7月20日・21日)に出演。クラシック・バレエの古典作品をはじめ、モーリス・ベジャール、イリ・キリアン、ジョン・ノイマイヤーら世界的現代振付家の作品に数多く主演し、国内外で注目を集めている。
シネマ・ジャック&ベティの梶原俊幸支配人は「作品『今日と明日の間に』は、首藤康之さんの知られざる素顔や思いを扱ったドキュメンタリーです。今回の特集上映を通して、Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2012を映画で盛り上げたい」と話す。
チケット料金は作品による。問い合わせははシネマ・ジャック&ベティ(TEL 045-243-9800)。8月3日まで。
みなとみらいのショートフィルム専門劇場「ブリリア ショートショート シアター」(西区みなとみらい5)では、7月16日から「Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2012」の連携プログラムの一環として、世界各国のダンスをモチーフにしたショートフィルム特集「ダンス・ダンス・ダンス プログラム」が公開される。