横浜市中央卸売市場本場(横浜市神奈川区山内町1)で7月28日、親子で魚のおいしさを学ぶ「夏休み市場体験 & 親子料理教室」が開催される。
同イベントは、中央卸売市場が魚食普及と水産物の消費促進を目的に行っている夏休みの恒例企画。当日は、市場の中の水産物部についての理解が深まる市場体験プログラムとともに、魚を使った料理教室を実施する。
市場体験プログラムでは、市場内の見学をはじめ、水産物部にあるマイナス40度の冷蔵庫体験、食の安全を守る「食品衛生検査所」の見学などをおこなう。
料理教室では、「あじフライ」と「てまり寿司」を調理し、試食する。講師は、西洋料理をベースにエスニックやお菓子など多彩な料理を手がける、料理研究家でフードコーティネーターの沢田けんじさん(料理教室ミルハウス主宰)。
横浜市中央卸売市場の河本和彦さんは「お子様にもっと魚を好きに、そしてもっと市場を好きになってもらえるように、ご家庭で調理できる食材を使った楽しい料理教室です。当日は『アジの三枚おろし』の実習もあり、料理専門家が豊富な知識に基づき、お子様にもわかりやすく魚のさぱきかたのコツをお伝えします」と話す。
会場は同市場本場センタービル3階の調理室・見学者コーナー。開催時間は8時30分~13時30分。応募条件は、横浜市内在住の親子(子どもは小学5年から中学3年が対象)。定員は20組40人(応募者多数の場合は抽選)。参加費用は1組500円で、当日現金で支払う。申込締切は7月20日。申し込み・詳細はホームページで。
横浜市中央卸売市場は、1931年に全国で3番目、東日本では最初の中央卸売市場として現在の神奈川区山内町に開設。青果や水産物、鶏卵などを取り扱っており、水産物部では、毎月第1・第3土曜に魚食普及への取り組みとして、地域交流事業「ハマの市場を楽しもう!」を実施。「おさかなマイスター」による魚の教室や「お魚さばき方教室」、卸売市場での仕入れ体験、水産物部の見学などを行っている。次回の開催は7月21日。