パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい1)で7月21日と22日、日本青年会議所主催の「サマーコンファレンス2012 in パシフィコ横浜」が開催される。
サマーコンファレンス(サマコン)は、全国の日本青年会議所(JC)が行う運動を市民や企業などに広く発信するイベント。各界を代表する著名な講師を招き、政治・経済・社会など、これからの日本を考えるきっかけとなるさまざまなジャンルのセミナーをおこなう。
今年のテーマは、「呼び覚ませ日本のプリンシプル~『誇りある国』日本の創造に向けて~」。2日間で計22のフォーラムとセミナーを実施する。
メインフォーラム I(21日)では、国際司法裁判所判事の小和田恆さんが「凛然とした誇りある国家」をテーマに基調講演を実施。パネルディスカッションには、民主党・衆議院議員の津村啓介さん、自由民主党・衆議院議員の城内実さん、東京都副知事で作家の猪瀬直樹さんが登壇し、今の日本に必要な国家観を導き出すとともに、「凛然とした誇りある国」の創造に向けてそれぞれの立場から発信する。
メインフォーラム II(22日)では、インテル代表取締役社長の吉田和正さん、諏訪田製作所代表取締役社長の小林知行さん、内閣官房地域活性化伝道師・東京農業大学教授の木村俊昭さんが登場し、地域再生の原動力となる「地域のたから」について議論する。
日本青年会議所 第61代会頭の井川直樹さんは「今年は『呼び覚ませ日本のプリンシプル』を開催テーマとして掲げ、わが国に『震災後』とよばれる新たな確かな時代を築くために、これから10年先、20年先を見据えた問題提起と解決に向けた方向性を力強く発信します」と話す。
会場はパシフィコ横浜 国立大ホールほか。入場無料。各ファーラム・セミナーの詳細はホームページで。
日本青年会議所は1951年設立。共に向上し合い、社会に貢献しようという理念のもとに全国的運営の総合調整機関として設けられた。現在、全国に青年会議所があり、よりよい社会づくりをめざし、ボランティアや行政改革などの社会的課題に積極的に取り組んでいる。