若者の就労支援などに取り組む「シェアするココロ」は7月29日、シェアオフィス「さくらWORKS<関内>」(横浜市中区相生町3)でセミナー「保護者のためのはじめの一歩」を開催する。
今回のセミナーは、ひきこもりなどの困難を抱えた子どもを持つ保護者が対象。困難な状況にある子どもが支援機関を利用し始めることを目的に、子どもの状況を正しく把握する「子ども理解」、支援機関の特徴や違い、選び方を知る「支援機関分析」、子どもへの正しい情報提供方法から支援機関利用までの準備を開始する「行動計画」の3つの話題を提供する。
講師を務める代表の石井正宏さんは「保護者の皆さんに限らず、中退や進路未決定の生徒を抱える教育関係者にもぜひご参加いただきたい内容となっています」と話している。
シェアするココロは、長年NPO法人で若年者就労支援を手掛けてきた石井正宏さんを中心に2009年に設立。横浜を中心にニート・フリーター予防支援に取り組むほか、ウェブサイトなどを活用した若者・保護者向けの情報支援や、首都圏の公立高校の就職希望生徒に対するキャリアガイダンス・講演活動などを行っている。
開催時間は13時~15時。参加費1,000円。定員20人。申し込みはホームページから。今後は個別面談の実施も予定している。