パシフィコで福祉総合展「ヨッテク」-福祉テクノロジーを体験

昨年開催された「ヨッテク」(車いす体験)の様子

昨年開催された「ヨッテク」(車いす体験)の様子

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 横浜市リハビリテーション事業団(横浜市港北区)は、パシフィコ横浜(西区みなとみらい1)で7月27日と28日、福祉を支える人とテクノロジーの総合展「ヨコハマ・ヒューマン&テクノランド2012」(愛称:ヨッテク)を開催する。

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 同展は、福祉的視点でテクノロジーを見つめ直そうと2001年から開催している参加体験型のイベント。「福祉を支える人とテクノロジー」をテーマに、見て・触れて・遊び・考えることができる最新福祉機器の紹介やシンポジウム、アトラクションを行う。

 期間中は、「中途障害支援企画コース」「発達障害支援企画コース」「わくわく企画コース」を柱に、ライフステージに沿った障害福祉の取り組みや機器展示を実施。鏡に映った自分と対話しながらリハビリテーションができる東日本初登場の「デジタルミラー」、iPadを使ったスマートデバイスとアプリによる障害児への学習支援などを体験できる。

 また、関連イベントとして、セミナー「高次脳機能障害を知ろう」(27日)、ヨッテクシンポジウム2012「障害者が安心して生活できる横浜の地域福祉を考える」(28日)を開催する。会場はパシフィコ横浜2階 アネックスホール、定員は各200人(定員に達し次第締切)。

 ヨッテク総合プロデューサーの小川淳さんは「横浜市リハビリテーション事業団は今年設立25周年を迎えた。この25年で介護・医療・障害者福祉・雇用制度の変遷によって障害当事者、家族を取り巻く環境は大きく変わり、それに伴い利用者のニーズも多様化してきた。今年は『リハビリテーションのこれまで、これから』をテーマに、体験コーナーを含めたさまざまな福祉に関する取組のご紹介や最新の機器展示などを行うことで、来場者の方にいままでの福祉を知っていただき、また、これからの福祉を一緒に考えるイベントにしていきたい」と話す。

 会場はパシフィコ横浜 展示ホールD。開催時間は10時~17時。入場無料。詳細・問い合わせはホームページで。

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