横浜市芸術文化振興財団は4月23日、横浜トリエンナーレ2005の市民広報チーム「はまことり」が企画・制作する横浜トリエンナーレ2005の広報フリーペーパー「横浜シティアートニュース」の創刊号を発行した。内容は、横浜トリエンナーレ2005ディレクターの川俣正氏のインタビュー、山下公園に第1号展示作品「シンボリック・ゲート」を完成したベルギーの現代美術家ルック・デルー氏の紹介、市民広報チーム「はまことり」の活動の紹介に加え、現在進行中のプロジェクトである、地域のアートスポットをウェブ上の地図で視覚化する「横浜アートマップ」、子どもたちがアートイベントを取材し番組づくりをする「横浜トリエンナーレ子ども放送局」などを紹介。また、「粘土団子」で砂漠に広大な緑地をつくり出すアートプロジェクト「Rain Maker」、移動型情報発信カフェ「Earth Voice Cafe」、横浜の市民ラジオマガジン「Port Side Station」などの周辺企画の紹介、「はまことり」編集部のコラムなど、アートになじみの薄い人にも興味を持ってもらえるよう、市民の視点から横浜の芸術文化活動の魅力を紹介している。媒体はA4版1色印刷、8ページで、発行部数は1万部、神奈川・東京をはじめ関東エリアのギャラリーや大学、専門学校、文化施設などをで配布している。今後は月1回、下旬頃に定期発行していく予定。内容はYCANホームページでも閲覧することができる。Yokohama City Art Network