横浜市中央卸売市場(横浜市神奈川区山内町1)で9月8日、新婚カップルを対象にした「お魚料理教室」が行われる。
同教室は、中央卸売市場が魚食普及啓発事業の一環として毎年実施しているイベント。おいしく魚を食べたいけれど、おろし方や調理法が分からないという新婚カップルを対象に、新鮮な魚介類を使った料理教室を実施する。
当日は、魚のプロの資格「おさかなマイスター」をもつ、中央卸売市場本場水産物部の岩本稔さんが、基本的な魚のおろし方「アジの三枚おろし」の実演と説明をおこなう。その後、レストラン「マルシェ」(神奈川区青木町5)のオーナーシェフを務める栗原永次さんが、家庭でも手軽にできる魚料理のコツを伝授する。調理メニューは決定次第ホームページに掲載。
会場は、同市場本場センタービル3階の調理室。開催時間は10時~13時30分。応募条件は結婚して約5年以内の夫婦か、1年以内に結婚予定のカップル。
横浜市中央卸売市場の河本和彦さんは「調理実習の後にはたのしい試食もあります。この料理教室をきっかけに魚に親しみ、ご家庭でもお魚をたくさん食べていただけたら」と話している。
定員は20組40人。参加費用は1組1,000円。申込締切は8月31日(応募多数時の場合抽選)。
横浜市中央卸売市場は、1931年に全国で3番目、東日本では最初の中央卸売市場として現在の神奈川区山内町に開設。青果や水産物、鶏卵などを取り扱っており、水産物部では、毎月第1・第3土曜に魚食普及への取り組みとして、地域交流事業「ハマの市場を楽しもう!」を実施。「おさかなマイスター」による魚の教室や「お魚さばき方教室」、卸売市場での仕入れ体験、水産物部の見学などを行っている。次回の開催は9月1日。