「なか国際交流ラウンジ」(横浜市中区日本大通34)は9月22日、国際理解セミナー「インドスパイスと女川カレー~オリジナルカレーで続く復興支援」を開催する。
なか国際交流ラウンジは、外国人市民に対する支援および、日本人市民と外国人市民の共生を目的に運営される。同セミナーは、中区内の外国人と日本人の交流を目的に年4回開催。これまでも、研修中のアメリカ外交官との交流や、フィリピンの家庭料理についてのセミナーなど、さまざまな交流イベントを開催してきた。
今回のイベントでは、インド食品会社アナン(神奈川県鎌倉市)の3代目で、スパイスの普及活動なども行うメタ・バラッツさんに、被災地支援「女川カレープロジェクト」についての話を聞き、実際に女川カレーを試食する。会場はICCJ在日印度商工会会議所東京2階ホール(中区山下町24)。
女川カレープロジェクトは、東日本大震災で炊き出しとして出されたカレーをきっかけに形成されたプロジェクト。老若男女に親しみやすく体が温まるように調味されたカレーを、女川の特製ブランドとして売り出し、事業として継続させることで雇用を生み出すことを目標にしている。
なか国際交流ラウンジ・国際理解セミナーコーディネーター石黒章代さんは、「今年は日印国交樹立60周年でもあります。カレーを通しての被災地支援について話を聞くことで、インドと日本のつながりを考えるきっかけにしていただければ」と話す。
開催時間は14時~16時。参加費は1,000円(飲食代込み)。定員は先着50人。申し込みは、なか国際交流ラウンジ(TEL 045ー210ー0667、nakalounge@yoke.or.jp)まで。