KAAT 神奈川芸術劇場(横浜市中区山下町281)で9月28日から30日まで、ミュージカル「ウィズ~オズの魔法使い~」が上演される。
同作品は「オズの魔法使い」のミュージカル版で、原作は児童文学作家ライマン・フランク・ボームの「オズの魔法使い」。翻訳・演出はKAAT初代芸術監督の宮本亜門さんが務める。
舞台には、まだ夢見がちな少女ドロシーをはじめ、脳のない「かかし」、心を入れ忘れられた「ブリキ男」、勇気のない「弱虫ライオン」たちが登場。それぞれの願いを魔法使いのウィズにかなえてもらうために旅を続けていく。
出演者は、AKB48メンバーの増田有華さん(ドロシー役)、ISSAさん(かかし役)、良知真次さん(ブリキ男役)、エハラマサヒロさん(ライオン役)、森公美子さん(西の悪い魔女 イブリーン役)、小柳ゆきさん(南の善い魔女 グリンダ役)、ダンサーのジョンテ モーニングさん(黄色い道の案内人役)、瀬戸カトリーヌさん(北の善い魔女 アダパール役)、吉田メタルさん(エメラルドシティの門番役)、陣内孝則さん(ウィズ役)ほか。
KAAT 神奈川芸術劇場の広報担当者は「今回のキャスト陣は実力派が勢ぞろい。宮本亜門がエネルギッシュな舞台をつくるために個性あふれるスタッフを集結させました。生きている喜びと幸せを実感できるミュージカルにご期待ください」と話す。
会場はKAAT 神奈川芸術劇場 ホール。チケットはS席10,000円、A席7,000円、B席5,000円(中学生以下=S席5,000円、A席3,500円、B席2,500円)。問い合わせは神奈川芸術劇場(TEL 045-662-8866 :チケットかながわ)。
同公演では、横浜市内に避難している東日本大震災被災者を対象に、27日のゲネプロ(ドレスリハーサル)公演に先着200人を招待する。申し込みは9月26日まで。