横浜港大さん橋国際客船ターミナル(横浜市中区海岸通1)に10月3日、イタリア船籍の大型客船「Costa Victoria(コスタ・ビクトリア)」が初入港する。
コスタ・ビクトリアは、1996年7月に就航したイタリアの代表的なカジュアル客船。吹き抜けのホールにはガラス張りのパノラマエレベーターを備え、船内にはカジノやシアター、ディスコ、プール、テニスコート、スパ、礼拝堂などの設備が整っている。
総トン数は75,166トン、全長252.90メートル、全幅32.15メートル、乗客定員は2,394人。運航会社はコスタ・クルーズ。3日13時に和歌山から横浜港に着岸し、4日13時に細島(宮崎県日向市)に向けて出航する。
京浜フェリーボート(中区海岸通1)は、コスタ・ビクトリアの初寄港を記念し、同客船の入港シーンを楽しむ「お出迎えクルーズ」(3日、約2時間)、観覧クルーズ(3日と4日、約45分)、お見送りクルーズ(4日、約1時間)を運行。4日の出港セレモニーには、大さん橋屋上でドラムパフォーマンス集団「鼓和-core-」による演奏が行われる。
10月4日には、オランダ船籍の大型客船「アムステルダム(Amsterdam)」が横浜港に入港し、コスタ・ビクトリアと60,874トンのアムステルダムの2隻がそろい踏みする予定。
京浜フェリーボートは「お出迎えクルーズでは、初入港の豪華客船コスタ・ビクトリアをベイブリッジ付近でお出迎えし、着岸時の美しい姿を小さな船の上からまじかに観覧していただけます」と話している。