JR桜木町駅前の大型複合施設「TOCみなとみらい」6階の大型シネコン「横浜ブルク13」(横浜市中区桜木町1)で、10月4日から10日まで「第9回 ラテンビート映画祭」が開催される。
スペインやラテンアメリカ諸国の最新ラテン映画を紹介する映画祭で、新宿バルト9、横浜ブルク13、梅田ブルク7、T・ジョイ京都、T・ジョイ博多の5都市で行う。主催はLBFF実行委員会。
今年はドラマや社会派作品に加え、コメディー、アクション、SF、音楽ドキュメンタリーなど全17本を上映する。作品は、昭和の大スター・石原裕次郎さんがスペインを舞台に熱演した「闘牛に賭ける男」(日本、1960年)、アメリカの人気コメディアン、ウィル・フェレルさんと、メキシコの2大スター、ディエゴ・ルナさんとガエル・ガルシア・ベルナルさんの共演によるコメディー「俺たちサボテン・アミーゴ」(アメリカ、2012年)。
マドリッドで2004年に起きた爆弾テロ事件をベースにした作品「悪人に平穏なし」(スペイン、2011年)、先住民族保護に生涯をささげたヴィラス・ボアス三兄弟を描いた「シングー」(ブラジル、2012年)、ラテンを代表する二人のシェフの食を巡る旅と一流シェフを夢見る若者たちの姿を追った料理ドキュメンタリー「ペルー・サベ」(スペイン・ペルー、2012年)など。
横浜ブルク13の米谷雅之さんは「現地から届いた選りすぐりの最新作のほか、もう一度スクリーンでみたい珠玉の旧作も特別上映します。また、毎年恒例の来日した監督が観客からの質問を受けるQ&Aも実施する予定です」と話している。
チケットは1回券1,500円、回数券(5枚綴り)6,000円。会期中は劇場でラテンビート映画祭公式グッズ(Tシャツ、トート・バッグ)の販売も行う。上映スケジュールなど詳細はホームページで。