パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい1)で11月8日から、全国の古物商が集まる大規模な骨董(こっとう)市「第22回 横浜骨董ワールド」が開催される。
横浜骨董ワールドは、みなとみらいで年2回開催されている日本最大級の骨董イベント。日本と西洋の骨董品やアンティーク・トイ、キッチンアイテムなどコレクタブルズなどを取り扱う約280店舗のディーラーが一堂に集結する。前回の集客は約12,000人。
会場には、和骨董やアジア骨董(器・着物・タンス・刀剣)、西洋アンティーク(陶磁器、ガラス、銀器、時計、照明、カントリー、絵画)、トーイ&コレクタブルズ(懐かしのおもちゃ、ノベルティ、広告もの)など希少品を含め、幅広いジャンルのアイテムがそろう。出展者の「KATY'S HAYAMA」のオーナーは同イベントの開催に伴い、毎回イギリスで買い付けをしている。
期間中は、骨董品やアンティークの「無料鑑定」を当日先着順で実施し、後日買い取りなども行う(応相談)。古くなった人形を供養する「人形供養」なども受け付ける(有料)。また、来場者には、毎回発行しているガイドブック「骨董縁起帖」(A5版100頁)を無料配布する。
横浜骨董ワールド事務局代表の竹日忠芳さんは「骨董・アンティークは、古いもの、時として不用品というようなイメージも強く、歴史の裏側で人知れず消えていくものが多いいわば『文化財』。消費文明の現代において、古き良き時代に思いをはせ、また、先人立ちの知恵に、目から鱗の発見や感動もざらではないことを、今の若い人々にも知っていただけるよい機会と考えている。数十万点が所狭しと、日本全国から集まっているので、ぜひともこの機会に見ていただきたい」と話している。
会場はパシフィコ横浜 Cホール。開催時間は10時~17時(初日のみ12時開場)。入場料は前売800円、当日1,000円。11月10日まで。