横浜企業経営支援財団(横浜市中区太田町2)が主催するビジネスプランコンテスト「横浜ビジネスグランプリ2013」がビジネスプランを募集している。
横浜ビジネスグランプリは2003年から実施されている国内最大級のビジネスプランコンテスト。昨年度は全国から382件の応募があった。グランプリファイナル(最終審査)は2013年2月16日にランドマークホール(西区みなとみらい2)で開催され、家電販売会社「ノジマ」の野島広司社長のほか、第一線で活躍する起業家などが審査員として参加する。
応募対象は、将来横浜での事業展開を検討、または横浜で事業を営んでいる人で、原則的に1年以内の創業を目指しているか、創業7年以内の人。審査は「経営者能力」「独創性・新規性」「市場性」「成長性」「競争優位性」「実現可能性」「社会貢献度」「波及効果(地域・国内・海外)」「収益モデル及び資金計画」を評価する。入賞者は、金融機関や投資家、メンター経営者とのマッチング支援や広報支援などが受けられる。
コンテストは「ベンチャー部門(一般)」と、社会の課題をビジネスの手法で解決する事業を対象とする「ソーシャル部門(社会起業家)」、代表者が22歳以下のビジネスプランを審査する「アンダー22部門」の3部門。
最優秀賞グランプリには、賞状と副賞20万円、優秀賞には副賞10万円が授与される。また奨励賞として、女性起業家賞、オーディエンス賞も設けられている。
横浜企業経営支援財団の柴田仁夫さんは「一般の方だけでなく学生の方、女性起業家や社会起業家などからも、斬新なプランを募集しています。チャレンジ精神に満ち、新しい価値観の創造で、横浜の将来をリードする事業が生まれることを期待しています」と話す。
応募締切は、ベンチャー部門、ソーシャル部門が11月15日、アンダー22部門は12月12日。また、今年度は起業を成功させたい起業家を対象にした講座「YBG予備校」を11月14日から3回実施する。
問い合わせは、横浜ビジネスグランプリ2013事務局(コンサラート内、TEL 045-633-5215)まで。