横浜国立大学大学会館4階ホール(横浜市保土ケ谷区常盤台79)で11月11日、「ハマコン2012」が開催される。主催は横浜を拠点に活動する学生が運営するネットワーク「RCE横浜 若者連盟」。
同イベントは、学生・企業・行政・NPOなど横浜を拠点に活動する団体の交流や意見交換を目的に2011年にスタート。学生主体の環境活動団体が自らの活動を、企業・行政・教育・NPOなど各分野を代表する5人の審査員の前で発表する。さらに、審査員も含めたグループセッションで、活動の抱える課題について話し合い、交流を深める。最後にグループセッションをふまえた短いアピールを実施。これらの発表を元に、影響・将来性・熱意を基準に審査をおこなう。
授与される賞は審査員の評価点による「ハマコン賞」、フェイスブックに用意された各団体の活動紹介記事の「いいね!」ボタンの得票数によって与えられる「会場賞」の2種。「ハマコン賞」受賞団体は、2年間の独自ドメインホームページサーバー無料貸与や広報・PR支援が受けられる。「会場賞」では、日産自動車提供のデイパックが贈られる。
当日はユーストリーム配信も予定しており、配信視聴者も「会場賞」の投票に参加することができる。
審査員は社団法人「横浜青年会議所」シニアの工藤圭亮さん、横浜国立大学大学院国際社会科学研究科教授の小池治さんほか5人。
RCE横浜若者連盟代表の神藤拓実さんは「昨年開催の『ハマコン2011』では、グループセッションをきっかけに、市内で引越し業務を手掛ける企業に協力いただき、『横国リユース市』(横国エコキャンパスプロジェクト)という新たな環境活動を立ち上げることができた。立場を超えてさまざまな団体や人がつながることのできる機会として、できればこれからも続けていきたい」と話す。
開催時間は13時~18時。入場無料。当日参加も可能。
RCE横浜は地域のESD(Education for Sustainable Development、持続可能な開発のための教育)を進めるための拠点として、2006年4月に発足したネットワーク。若者同盟は活動に参加する学生たちが、継続的に他団体とふれあい、活動を広げていきたいという思いから2010年に発足。現在、環境や経済、教育、持続可能な開発などに興味を持った学生たちが、企業や行政、NPOなどと協働していくための組織として、セミナーや会合を行っている。
今回のイベントは、横浜市が生物多様性の普及啓発キャンペーンとして10月から11月にかけて実施している「ヨコハマbフェスティバル2012」の連携イベント。