横浜赤レンガ倉庫1号館2階(横浜市中区新港1)で、11月13日からスウェーデンと日本の現代アートの交流展「CONTEMPORARY ART FROM SWEDEN」が開催される。
同展は、北欧諸国を中心とした海外のアーティストとの芸術交流や、展覧会企画・運営を行うアーティストグループ「EAJAS」(東京都渋谷区)が主催する現代アートのグループ展。2010年にスウェーデン、セーデルテリエ市の美術館「ルナ・クルトゥアヒュス」の企画で開催された日本人アーティスト展と対になる展覧会で、横浜赤レンガ倉庫リニューアル10周年記念として行われる。
会期中はスウェーデン人作家14人を中心に日本人アーティストを含む計32人が参加し、絵画や立体、映像、写真、インスタレーション作品など約80点を展示する。
13日には、来日アーティストのシャスティン スヴァンベリさんによるトークイベントを実施。そのほか、スウェーデンの民族楽器「ニッケルハルパ」を使った北欧音楽バンド「東京ヨハンソン」のミニライブ(13日・17日)、「北欧マルシェ」では北欧雑貨やビンテージ家具、アクセサリーの販売をおこなう。
EAJAS事務局の西妙子さんは「これから始まる両国のビエンナーレ展の記念すべき日本初の展覧会。来日するスウェーデン人作家も海に近い横浜赤レンガ倉庫での開催を心待ちにしている。スウェーデン人作家との交流を通して、北欧の文化を身近に感じていただけたら」と話している。
開催時間は11時~20時(最終日は16時まで)。11月18日まで。横浜の会期終了後、スウェーデン大使館(東京都港区)でスウェーデンアーティストの作品展(11月21日~29日)を実施。