財団法人 放送番組センターは5月17日から7月3日まで、「FMラジオと放送文化 ~リスナーと歩んだ半世紀~」を開催する。同展は、ラジオ放送開始80年にちなみ、FM放送発展の歴史を振り返る展示会で、音声多重放送から最新技術の「見えるラジオ(文字多重放送)」まで、FM放送における技術開発の歴史と番組の変遷をたどるもの。今年開局35周年を迎えたTOKYO FMとNHK横浜 FM放送の紹介、同じく20周年となるFMヨコハマからは出演アーチストのサイン入りポスターやCDなどの品々を展示するほか、災害時には地域に密着した情報を送り出す役割を担うコミュニティー放送局などを紹介する。会場は放送ライブラリー(中区日本大通11)で入場は無料。放送ライブラリーの視聴ホールでは放送史を飾った番組、コマーシャルなど約15,000タイトル(テレビ番組8,500本、ラジオ番組2,400本、テレビCM・ラジオCM364本、ニュース映画2,683本、テレビミニ番組1,381本)が無料で視聴できる。また、放送、広告関係者、研究者を対象にしたリサーチルームもあり、放送ライブラリーの公開番組が専用ブースで視聴できるほか、番組・図書検索機を装備し研究活動を支援している。放送ライブラリー