bjリーグ「横浜ビー・コルセアーズ」は11月23日と24日、今シーズンの地元・横浜での初ゲームを横浜文化体育館(横浜市中区不老町2)で行い、岩手ビッグブルズを相手に1勝1敗と互角に戦った。
前節まで10勝2敗でイースタン・カンファレンス首位の岩手を迎えた23日の1戦目では、終始一進一退の攻防を展開。第4クォーターで一時リードを奪うも、終了間際のファウルからフリースローを2本決められて同点に追いつかれ、延長戦の末に84-89で敗れた。
翌日の2戦目では、第1クォーターから安定した試合運びでリードを保ち、98-61の大差で勝利。2試合とも今季から加入のトーマス・ケネディ選手の活躍が目立ち、23日は31得点、24日は28得点とポイントを稼いだ。
新規参入の昨シーズンはプレイオフやファイナルズに進出し、3位の成績を収めた横浜。2季目の地元初ゲームを応援しようと、会場には2日間で延べ3,600人の観衆が集まった。
横浜ビー・コルセアーズのレジー・ゲイリーヘッドコーチは2試合を振り返り「初戦は相手より良いゲームができていたが、勝つために必要な小さいことができなかった。しかし2試合目は立ち上がりから強いディフェンスをしたのが良かった。選手たちは前日からよく気持ちを切り替えてくれた」と話した。
これで横浜はリーグ成績を7勝5敗とし、イースタン・カンファレンス11チーム中6位を維持(11月25日終了時点)。10月に開幕した今シーズンは来年4月まで52試合が組まれており、年内のホームゲーム開催予定は、12月1日と2日の富山グラウジーズ戦(平塚総合体育館)、12月13日と14日の仙台89ERS戦(平塚総合体育館および海老名運動公園総合体育館)、12月29日と30日の東京サンレーヴス戦(横浜国際プール)の6試合となっている。