KAAT 神奈川芸術劇場(横浜市中区山下町281)で12月9日、神奈川県内在住・在学の高校生を対象とした「かんきょう『組写』フォトコンテスト」の本選選考会が開催される。
「組写」とは、2枚以上の写真を組み合わせて1つの作品として表現すること。今回のコンテストでは「地球のために~未来に向かって取り組もうよ~」をテーマに公募された応募作の中から選考した作品を会場に展示し、イベント参加者が投票を行う。講評や表彰式も投票後に開催する。
投票は生徒証を提示した高校生による「高校生の視点部門」と、20歳以上の大人による「大人の見方部門」の2部門で行われる。また、横浜在住で、1970年代から横浜の港・街・人を「森の観測」と名づけ、独自の感性で森の「記憶」を記録している写真家・森日出夫さんによる展示作品の講評と、特別賞の授与が予定されている。
グランプリ入賞者にはクオカード1万円と「高校生の視点部門」には、キヤノン デジタルカメラ「IXY430F」、「大人の見方部門」には、JVC ハイビジョンメモリームービー「GZ-EX270」、2位には8千円、3位には6千円、入賞者には3千円、特別賞にはiPad mini 16GBが贈呈される。
また、同日、女子美術大学の学生環境活動団体「にこぷん」による環境への意識改革をアートとデザインでアプローチする「革のSDケースを作るワークショップ」や、まだ着ることができるオシャレな女性用洋服を交換する 「xChange(エクスチェンジ)」、使用済み携帯電話・パソコン・ゲーム機の解体作業の実演やパネル展示などを開催する。
コンテストを主催するリサイクルデザインタウン映像フェスティバル実行委員長の武松昭男さんは「投票のほかリサイクルに関するイベントを併設する。女性用洋服や不要な携帯電話、パソコン、ゲーム機などを持参してさまざまな体験を楽しんでほしい」と話す。
会場は神奈川芸術劇場の中/小スタジオ。開催時間は選考会=11時~15時、講評会・表彰式は15時30分から。