横浜市は、横浜市芸術文化振興財団、EU6ヵ国(イタリア、アイルランド、イギリス、フランス、フィンランド、ドイツ)との共同により、EUと日本のアートNPOの相互交流を通して文化芸術による地域活性化を図る事業「EU・日本創造都市交流2005」(Arts for Community Growth and Development)の概要を発表した。 同事業はEU6ヵ国からの提案を受け横浜が日本側の窓口となり実施するもので、欧州委員会とEU加盟国、日本政府によって開催されている「2005年日・EU市民交流年」の事業として位置づけられている。日本からは大阪府、神戸市、京都市、福岡市、札幌市、弘前市、横浜市から9つのNPOが参加、横浜からはアートラボ・オーバ、STスポット横浜の2団体が参加する。アートNPOの代表者及び自治体の職員が6月にEU6ヵ国を訪問し、フィンランド・ヘルシンキの「ケーブル工場」芸術活用など文化芸術による地域活性化の先進的事例について学ぶほか、11月には、EUのアートNPO・自治体関係者が日本を訪問する予定。横浜市文化芸術都市創造事業本部