日産自動車株式会社(本社:東京都中央区 社長:カルロス ゴーン)は23日、「みなとみらい21地域66街区」に本社ビルを新設し、本社機能を移転する事業計画をまとめ、費用の助成を神奈川県と横浜市に申請した。新社屋は地上33階地下2階建てで、敷地面積は1万平米、延べ床面積7万8500平米。建設工期は2007年から2009年で、事業開始は2010年の予定で、就業者は2,000人となる。同社は県の「『神奈川県産業集積方策(インベスト神奈川)』の『施設整備等助成制度』」と横浜市の「企業立地等促進特定地域における支援措置(横浜市企業立地等促進特定地域における支援措置に関する条例)」の適用を申請。申請が認められれば、総事業費420億円のうち県が最大で36億円、市が12億円の助成となる。また、同社は厚木市に日産アドバンスド・テクノロジー・センターの開設と日産テクニカル・センターの増強を決定しており、合計で約900億円の投資を計画している。このうち約580億円の投資について 、本年2月に「施設整備等助成制度」の申請を行っている。日産自動車