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そごう美術館でエリザベート展ー日本初公開「星の髪飾り」も

フランツ・ルス《若い皇妃》(部分)1855年頃 ウィーン・ミュージアム蔵

フランツ・ルス《若い皇妃》(部分)1855年頃 ウィーン・ミュージアム蔵

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 そごう横浜店・6階のそごう美術館(横浜市西区高島2)で、「輝ける皇妃 エリザベート展」が開催されている。

《エリザベートの星の髪飾り》1860年頃 ロゼ・フィッシュマイスター蔵

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 同展では、バイエルン公マクシミリアン・ヨーゼフを父にもつエリザベート(愛称:シシィ)の生涯を、個人が所蔵する品々やウィーン・ミュージアムなどの所蔵品を通して紹介する。主催はそごう美術館とNHKプロモーション。

 エリザベートは1853年、15歳でオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフと婚約し、翌年ハプスブルク家に嫁いだ。威信と伝統を重んじる宮廷での生活の中、特に美容に関しては情熱を費やしたと言われている。

 会場では、日本初公開となる「エリザベートの星の髪飾り」(1860年頃、ロゼ・フィッシュマイスター蔵)を中心に、絵画や工芸品、装飾品など約120点を展示。展示品は、「馬のカフスボタン」(個人蔵)、「イルカの像が刻まれた子ども用いす」(1888年、個人蔵)、「ロケット付きの黒貴石ブレスレット」(個人蔵)、「金のブレスレット」(個人蔵)、「マント(花嫁衣装から作成)」(1850年頃、マリア・ターフル巡礼教会 宝物館蔵)など。期間中は毎週土曜14時より学芸員によるギャラリートークも実施する。

 そごう美術館の担当者は「ヨーロッパ随一ともいわれるエリザベートの美貌(びぼう)は、現代でも多くの人を魅了している。美に人生をかけ、最後は暗殺によって命を落としたエリザベートの劇的な生涯をご覧いただければ」と話している。

 開館時間は10時~20時(最終日は17時閉館、入館は閉館30分前まで)入館料は大人1,200円、大・高生900円、中学生以下無料。1月23日まで。

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