山手地区の横浜山手西洋館など周辺施設で、1月26日から「第7回 横浜山手芸術祭」が開催される。
同イベントは、施設と官・民とが一体となり実施する総合的な芸術祭。横浜開港当時に外国人居留地であった山手地区には、現在も往事をしのばせる西洋館が残されている。会期中は地域活性化と地域文化振興を目的に、作品展示やコンサート、講座など、山手特有の歴史と地域資源を生かしたさまざまな催しを行う。
会場は県立神奈川近代文学館、大佛次郎記念館、山手111番館、岩崎ミュージアム、山手ゲーテ座、Art Gallery山手、横浜地方気象台、横浜山手聖公会、山手234番館、ベーリック・ホール、RENGESO、フェリスホール、ブラフ18番館、外交官の家。
内容は、展示「フランス人から見た横浜 日本人から見たリヨン」(2月1日~6日、山手111番館)、フルートとピアノの夕べ(2月17日、ベーリック・ホール)、洋楽邦楽 今昔物語(2月23日、外交官の家)、シェイクスピア講座「お気に召すまま」(3月3日、ブラフ18番館)など。
山手西洋館(山手111番館、山手234番館、ベーリック・ホール、ブラフ18番館、外交官の家)と大佛次郎記念館では、「ユースギャラリー」と題して山手に通う児童や生徒の作品を2月15日から26日まで展示する。
横浜市緑の協会の渡辺毬子さんは「今年も各会場で多彩な催しを展開する。中でも、横浜シティガイド協会の嶋田昌子さんによる横浜文化賞受賞記念講演会『私と山手』、ステンドグラスなどを展示する『横浜女性作家3人展』、横浜家具作りを学んできた蓮友工房による家具作品展は注目」と話している。
各イベントの詳細はホームページから。3月3日まで。