パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい1)で1月31日、総合的カメラ映像ショー「CP+(シーピープラス)2013」が開幕した。
CP+は、約100の企業や団体のカメラと写真映像に関わる出展ブースが集まり、最新の製品・技術を紹介するカメラと写真映像の総合展示会。今年は「ワールドプレミア つながる世界、広がるフォトイメージング」をテーマに、トークショーやセミナー、製品・写真展示、フリーマーケットなど多彩なイベントが行われる。動員目標は4日間で7万人。主催はカメラ映像機器工業会(東京都千代田区)。
同展示会は、前身である「日本カメラショー」から数えて50年以上の歴史を持ち、現在ではドイツの「photokina」、アメリカの「PMA@CES」と並び、世界3大ショーのひとつに数えられている。出展ブースでは、カメラやレンズのほか、フォトプリンター、画像処理ソフトなどの写真映像関連商品や最新技術を紹介している。
プログラムは、日本カメラ財団とカメラ記者クラブによる「カメラグランプリ30周年記念展」のほか、約200組のフォトグラファーが参加する日本最大級の参加型写真展「御苗場」や、ポートフォリオコーナーを併設する実験的ライブ「PHOTOGRAPHERS SUMMIT-番外編-」、世界17カ国26都市で行われるスライドショーイベント「OPEN SHOW CP+2013」など、カメラ初心者から専門家まで楽しめる内容になっている。
また、横浜市が推進する、写真文化の楽しさを街全体でアピールする写真文化イベント「フォト・ヨコハマ」とも連携。横浜美術館で開催中の「ロバート・キャパ/ゲルダ・タロー 二人の写真家展」とパシフィコ横浜を結ぶシャトルバスの運行やCP+来場者への特別割引のほか、よこはまショートフィルム ショートフィルム実行委員会による「60秒で伝えるあなたの町 よこはまショートフィルムフェスタ2013」、原鉄道模型博物館「いちばんテツモパークフォトウィーク入選作品展」、横浜市環境創造局との連携による「ヨコハマの生物多様性写真展」、第5回アフリカ開発会議(TICAD V)パートナー事業・写真展「アフリカ、ともに成長するパートナーへ。」などのコラボレーション企画も多数行われている。
会場はパシフィコ横浜 展示ホール、アネックスホール。開催時間は10時~17時(最終日は16時)。チケットは当日一般1,000円(WEB事前登録で入場無料)。詳細は「CP+2013」ホームページで。2月3日まで。