さくらWORKS<関内>(横浜市中区相生町3)で3月10日、「ハマブク読書会第4弾 -『横浜外国人墓地に眠る人々』の物語に迫る-」が開催される。
ハマブクは、「本をきっかけに横浜について学ぶ」をテーマに今年9月にスタート。児童書「モモ」(岩波書店、ミヒャエル・エンデ著)や小説「阪急電車」(幻冬舎、有川浩著)、「なぜ横浜中華街に人が集まるのか」(祥伝社新書、林兼正著)を課題図書とした読書会を開催してきた。
4回目の読書会となる今回は、「横浜外国人墓地に眠る人々」(有隣堂新刊、2012年刊)の著者で、元横浜開港資料館・横浜都市発展記念館調査研究員の斎藤多喜夫さんをナビゲーターに招き、地図や資料を囲んで横浜山手に眠る人々の物語を聞き、実際にフィールドワークに向かう。
主催するNPO法人「横浜コミュニティデザイン・ラボ」学生スタッフの渡邊司馬さんは「横浜山手の外国人墓地には歴史の教科書なかで、お雇い外国人など『日本の近代化に貢献した人びと』として語られる方々が眠っています。しかし、彼らがどのような目的で日本にやってきて、なぜ山手で生活することになったのか。日本の何を好みまたどんな生活をしていたのか。彼ら一人ひとりの人生の物語に迫っていきます」と話す。
開催時間は14時~17時。参加費は1,500円。課題図書を読んでいなくても参加可能。定員15人。申し込みはフェイスブックイベントページか、横浜コミュニティデザイン・ラボ(TEL 045-664-9009)まで。