横浜情報文化センター（横浜市中区日本大通11）で3月7日、中小企業の事業継続を支援する「横浜売れるモノづくり研究会 特別セミナー」が開催される。

　横浜売れるモノづくり研究会は、中小製造業の販売促進を目的として2011年1月に発足。経営コンサルタントなどの企業支援の専門家やIT専門家で構成され、隔月でセミナーを開催してきた。

　10回目となる今回のセミナーは、横浜企業経営支援財団（横浜市中区）との共催で開催。宇宙航空研究開発機構（JAXA）宇宙科学研究所教授の阪本成一さんを迎え、「『はやぶさ』を越えて JAXA相模原キャンパスの挑戦」と題した基調講演を行う。

　事例紹介では、昭和精工（横浜市金沢区）代表取締役の木田成人さん、日本エレクトライク（川崎市中原区）代表取締役の松波登さん、クロスメディア（相模原市緑区）代表取締役の佐藤捷秋さんが、独自の技術や海外戦略について話すほか、ミナロ（横浜市金沢区）代表取締役の緑川賢司さんが、先日パシフィコ横浜で行われた「全日本製造業コマ大戦」について報告する。また、横浜・神奈川の製造業企業の製品展示やプレゼンテーションコーナーも設置する。

　横浜売れるモノづくり研究会事務局長の渡邊桃伯子さんは「県内で独自の技術を持ち、海外進出も果たしている企業や、日本のものづくりとの連携を深めようとしているJAXAの方のお話を伺うことで、日本のものづくりの底力をみんなで再確認できれば。一方的に話を聞くだけでなく、交流会でぜひいろんな人と話してほしい」と話す。

　開催時間は13時30分～18時30分。参加費は3,000円（交流会費込み）。申込み・詳細はホームページから。