横浜・岡野に3月16日、複数の人が一緒に暮らすシェアハウス「ギークハウス横浜」(横浜市西区岡野2)がオープンした。
管理人の徐龍輔さんー2階建て一軒家の「ギークハウス横浜」前で
「ギーク」は、パソコンやプログラミングに詳しい「技術オタク」を意味する言葉。「ギークハウス」は、2008年夏に「趣味や話題が合うギークが集まって共同生活をしたら楽しいんじゃないか」というコンセプトで「ギークハウス南町田」から始まり、インターネットを活用しているウェブデザイナー、グラフィックデザイナー、ライター、ブロガーなどのクリエーターや、ニコニコ動画やネットゲームのヘビーユーザーなどに人気を集めている。
「ギークハウス」は、「パソコンやネットが好きな人がネットでのソーシャルなつながりをベースにして一つの家に集まって住んだり遊んだりする」という趣旨に賛同すれば、誰でも自由に立ち上げることができ、現在、都内を中心に新潟、愛知、京都、沖縄などで運営されており、横浜が19番目となる。
「ギークハウス横浜」の建物は、横浜駅から徒歩12分の2階建て一軒家で、合計6人が入居できるドミトリー2部屋、8畳のリビングスペースと6畳のキッチンスペースのほか、ネット接続用の光回線や無線LAN環境などを備える。徒歩数分の距離に、ウェブ技術者向けの勉強会などを行っているコワーキングスペース「タネマキ」(西区岡野1)や、食品スーパーマーケット「サミットストア」(西区岡野2)もある。
ギークハウス武蔵小杉から移住して管理人になった徐龍輔さんは「世代を問わずいろんな人に、実家のように感じてもらえる場所にしたい。ソフトウェアの勉強会やパーティーなどのイベントも行っていきたい」と話す。
家賃は月額3万5,000円(別途共益費1万円が必要)。現在、男性限定で入居者を募集している。