
井土ヶ谷駅近くに5月上旬にオープンする日替わりコミュニティスペース「宿るや商店」(横浜市南区井土ヶ谷下町28)が、入居テナントを募集している。
「宿るや商店」は「生きる・暮らす・わたしたちのサードスペース」をテーマにした、コミュニティースペース。2階建てアパートの1階部分を改装し、ショップ・カフェ・サロンの3つに分けて貸し出す。店内には、ハンモックコーナー(30分500円)を常設し、気軽に立ち寄りコミュニケーションができるスペースを目指す。店舗面積は約76平方メートル。
現在、ショップには、古本屋「旅人書店」と自転車店「シコーバイシクルサービス」、日替わりカフェには、昭和の食卓をテーマとした「面影食堂」と、ベトナムのファーストフード「バインミー」を提供する店が出店を予定。サロンではマッサージ師や美容師の出店を想定している。そのほか、被災地・石巻の商品の販売や農家直送の横浜野菜マルシェ、「リストア(修繕)」をテーマにした定期的なワークショップなども計画している。
出店料金は、ショップ=月30,000円(初期費用別途)、日替わりカフェ=月28,000円(曜日貸し、ナポリタンをメニューに出す場合は月25,000円)、シェアサロン=1時間500円(8月までのキャンペーン価格)。ショップ出店者同士で相談し、持ち回りで店番を担当して営業する。営業開始は5月5日の予定。
運営する横浜ウミガワ不動産の石井律子さんは「当番制にすることで、初期投資を抑え、副業もやりやすくなる。開業の第一歩には最適な環境。おにぎりやお惣菜(そうざい)も充実させ、幼稚園バスを待つママたちや、学校帰りの学生、近所のおばあちゃんたちにもに来てもらえるようにしたい」と話す。
問い合わせは、横浜ウミガワ不動産(TEL 045-250-5896、メール info@umigawa.com)まで。