ひきこもりなどの困難を抱える子どもを持つ保護者向けのセミナー「保護者のためのはじめの一歩」が4月11日と25日、関内のシェアオフィス「さくらWORKS〈関内〉」(横浜市中区相生町3)で開催される。
セミナーは、11日は、保護者が子どもの抱えている困難な状況を正しく把握する「子ども理解」と、支援機関ごとの特徴・支援スタイルの違いを知り、子どもに合った支援の選び方を知る「支援機関分析」がテーマ。25日は、若者を取り巻く社会の動きを正しく知る「若者社会事情」と子どもへの正しい情報提供方法から、支援機関利用までの準備を開始する「行動計画」がテーマ。保護者のほか、中退や進路未決定の生徒を抱える教育関係者なども対象としている。
主催は横浜を中心に若者の就労支援などに取り組む「シェアするココロ」(都筑区)。ニート、フリーターの予防支援、キャリアガイダンスのほか、家庭訪問や学習支援、通所型支援、職場体験事業など、さまざまな若者支援に取り組んでいる。
講師を務めるシェアするココロ代表の石井正宏さんは「豊富な事例を交えたイメージのしやすいセミナーになっていますので、是非『このままじゃないけない』と思ったその気持ちを形にする一歩としてご参加下さい」と話す。
開催時間は両日とも13時~14時30分。参加費は1,000円。定員20人。申し込みはシェアするココロのホームページより。参加者の要望に応じて、個別面談の実施も予定している(別途費用)。